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明治~大正時代の行旅死亡人

明治から大正期の官報より、行旅死亡人の記事を抜粋。 令和の時代の力でどうぞさがしてあげてください。

明治35年6月12日官報 行旅死亡人

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明治35年6月12日官報 行旅死亡人

<身元>住所氏名不詳
<性別>男
<年齡>五十四五年位

<身体的特徴>
・丈五尺二寸五分位
・色赤黑
・顏稍〻長キ方
・目細キ方
・鼻高ク大ナル方
・口竝
・耳竝
・頭髮五分刈
・特徵癩病ニ罹リタル者ニシテ其容貌普通癩病人ノ如ク、且ツ耳ハ聞ユレトモ言語ヲ發セス

<着衣と所持品>
・衣類木綿紺地ニ赤筋入竪縞裏淺黄綿入
・同縞柄ノ木綿袷羽織
・白「メリヤスシヤツ」
・綿「フランネル」赤竪縞股引
・黑小倉帶紺足袋
遺留物件
・金五圓四十三錢五厘
・木綿淺黄風呂敷一枚(此風呂敷ノ角ニ木綿白絲ニテ籠字ニ「〇」の印アリ)外七點

<概要>
右、去月三十一日、神奈川縣足柄下郡國府津村二千二百九十七番地、避病舍事務室ニ於テ縊死セシニ付キ、假土葬取計ヒ置ケリ。心當ノ者ハ申出ツヘシ

<日時・照会先>
明治三十五年六月三日 神奈川縣足柄下郡國府津村長 長谷川彌三郎


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